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タイムスリップ②

注:今回は酔っ払いネタではありません。(タイムスリップ①の記事はコチラ

時折、ピアノを習っていた10代の頃の自分に戻りたいと思うことがある。と書くと、若干意味が異なるかもしれない。
正確に言えば、10代の頃の自分に聞いてみたいことがある。

「ピアノを弾いていて、ぶち当たっている壁はないのか?」

非常に抽象的な質問だが、真意はこうだ。

1年前にピアノを再開し、いつも感じるフラストレーション。
挙げればキリがないが、

 ・指がまわらない=速い曲が弾けない
 ・粒が揃わない

特にこの2点はどの曲を弾いてもついてまわる、
自分に対する怒りでもあり、焦燥感でもある。
そして、いつも10代の頃の記憶を辿ってみるが、不思議なことに、
そんな不満を抱えていたという記憶はどこにもない。

子犬のワルツにしろ、シューベルトの即興曲にしろ、ベートーベンの悲愴ソナタにしろ、それなりの速度で、満足しながら弾いていたという記憶しか残っていない。

ここ最近は、当時弾いた曲と同じ曲をレッスンしてもらっていることもあり、否が応でも、その時の演奏を思い出そうとさせる。

「当時もこんなフラストレーションを抱えながら演奏していたのか?」

という疑問が常に頭をもたげる。

例えば、ドビュッシーの月の光。
先日、合格はもらったものの、
その出来にはハッキリ言って満足していない。
しかし、当時はもっと満足しながら、楽しく弾いていた。
少なくとも、レッスンが終わった後でも、
この曲が好きで何度も何度も弾いていた。

当時の自分がどのようにこの曲を弾いていたのかを
知りたくてたまらない。
今より、質の高い演奏が出来ていたのだろうか・・・。

その答えは今となっては知りようがない。
タイムスリップする以外には・・・。

もし、今よりもずっと質の高い演奏をしていたのなら、
その頃の自分に戻るためには、
かつてと同じかそれ以上の練習量が必要になるわけだ。
少なくとも、あと10年は弾き続けないと、
あの頃の自分には戻れない。
そう思うと、気が遠くなる自分もここにいる・・・。

最後に、もし、タイムスリップできるのなら、
もう一言だけ自分に言いたい。

「今、習っているそのピアノ、絶対に止めるな」

と。

おえっ・・・・・この語調、私っぽくない!
かゆいっ、かゆいっ!!!
じんましんがでそうなので、次回からはいつもの調子でいきまーすnote

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その他ひとりごつ。」カテゴリの記事

コメント

ぽりぃさんは子供時代 とても熱心に練習されてたんですね!

きっと今も その頃と同じ練習時間が確保できれば
それくらい素敵に弾けるようになられると思いますよ。

私は子供時代はかなりいい加減(今より~?^^;)で
それでも 今現在よりはずっと器用に弾けていた気がします。
先生の指導のもと ちゃんとハノン・ツェルニー・バッハの三種の神器を強制的にさせられてたお蔭かな?

あと 子供時代より CDなどを通していっぱい音楽に触れてきた経験で 目標レベルがグ~ンと高くなってる
ってこともあるかな? それでなかなか満足できないってこともあるかもしれませんね^^

投稿: mimosa | 2009年8月20日 (木) 08時47分

ぽりぃさんこんにちは☆

タイムスリップ②・・・わかるわかる~と思って読ませていただきました。「絶対に止めるな!」は私も自分に言いたいです。が、「気づき」の少ない(遅い?)子どもであったのは確かなので、あのまま続けていたら何も考えずに(今だって、考え足らずのことばかりですが)ただ弾いていただけかもしれないなあと思ったり。何事にも、何らかの意味があるのだろう・・・と思いたいです。
きっと何かの縁があって再開したピアノだと思うので、お互い、今度は長く続けてまいりましょうね♪

そうそう、今日新聞で、在外投票の記事を読みました。本当に手続きが大変そうだなぁと思いました。今回の選挙はなかなか面白そうですね・・・って人ゴト?(笑)こちらの記事にまとめてのコメントですみません。

投稿: poco | 2009年8月20日 (木) 17時24分

mimosaさんへ:
いつもコメントありがとうございます!
>ぽりぃさんは子供時代 とても熱心に練習されてたんですね!
いえいえ、そんなことは全然ないんですよー。
結局、ピアノはイヤで止めているので、練習はさぼってばかりいたはずです。
でも、時がたつと、いい思い出しか残らないんですねー。
年をとったってことかも!?
>それでも 今現在よりはずっと器用に弾けていた気がします。
mimosaさんもそうですか?
やっぱり大人になると、いろいろと不器用になっていくのでしょうかね~・・。(哀)
>CDなどを通していっぱい音楽に触れてきた経験で 
>目標レベルがグ~ンと高くなってる
これは十分にありえると思います!
子供時代はなんとなく音が出てたら、それでよし、というところもあったでしょうしね。
でも、本当に、あの頃はどう弾いていたのかな?
と思うことが多いこの頃ですよ。(トホホsad

投稿: ぽりぃ | 2009年8月20日 (木) 23時47分

pocoさんへ:
こんにちは。
コメント頂き、ありがとうございます!
>「気づき」の少ない(遅い?)子どもであったのは確かなので、
>あのまま続けていたら何も考えずに、ただ弾いていただけかも
確かに、それはあり得ますね。
続けることで、技術は上がっても、表現力の部分は成長しなかったかも・・
(って、今の私に表現力があるわけじゃないんですケドね・・(笑))
>きっと何かの縁があって再開したピアノだと思うので、
>お互い、今度は長く続けてまいりましょうね♪
そうですね!
そう言って頂けると、とっても励みになります~♪♪
こういうのも、再開組の楽しみかもしれませんね。
在外投票の記事、読まれたのですね。
めんどくさそうでしょう???
それでも、ちゃんと投票していた人はいたようですよhappy01

投稿: ぽりぃ | 2009年8月20日 (木) 23時52分

こんにちはー。
子供の頃は「この曲が弾けた!」という達成感だけでも、楽しかったですよね。
やっとの思いで弾けるようになった、好きな曲はいつまでもいつまでも弾いていた記憶があります。
大人になって復活した今、大人ならではの解釈や深みを取り入れつつ、あの頃の「弾けるようになった嬉しさ」を取り戻せたらなぁ~と、ちょうどピアノを始めて1年経った私も考えていたところでした。
おたがい楽しみましょうねん。confidentnote

投稿: のっち | 2009年8月21日 (金) 06時32分

のっちさんへ:
こんにちは~、お久しぶりです!
コメント、ありがとうございます。
(のっちさんのお宅も拝見してますが、読み逃げてしまってばかりいて、
スミマセン・・)
>好きな曲はいつまでもいつまでも弾いていた記憶があります。
のっちさんもそうでしたか?
子供時代って、みんなそうなのかもしれませんねー。
>大人ならではの解釈や深みを取り入れつつ
そうですね、これは大人になって初めてできることなのかもしれませんね。
その上、楽しく弾けたら、本当に最高ですよね!
>おたがい楽しみましょうねん。confidentnote
のっちさんもピアノの楽しさを再発見されたとのこと。
これからもお互いピアノをいっぱいいっぱい楽しんでいきましょうね!

投稿: ぽりぃ | 2009年8月21日 (金) 08時09分

おひさしぶりです。
私もいつも感じています。
まあ、だけど私は10代のころピアノをやっているときも「私は下手だ」という自覚はなんとなくあったけれど・・・・。たまに学校でうまい人が弾いているのをきいたらどこがというわけではないけれど、うまいと思ったし、下手な人が弾いているのをきいたら「下手だな」と思っていました。

でも、満足度は昔やっていたときのほうが高かったですね。酔いしれて弾いていることがよくありました。
私の場合は、基礎的な力も昔のほうがあったと思うし、
どなたかがコメントしておられましたが、
当時は音源があまりなかったので、
自分の下手さを今ほど認識してなかったということもあると思います。
下手だとはわかっていたけれど、個別の曲の上手な演奏を聴く機会は今のほうが圧倒的に多いですからね。

私は転勤して仕事が忙しくなったらピアノやめるだろうなと思うし、住宅事情でやめる可能性もあるかなと思います。
前に買った電子ピアノが失敗の買い物でとてもアップライトのかわりにはならないのですよね~~~。もっとよい機種をかえばよかったと後悔しています。
よい機種をかえば転勤してアパート住まいになってもつかえたのに・・・・・・。

投稿: のぞみ | 2009年8月21日 (金) 23時31分

のぞみさんへ:
こんにちは、お久しぶりです!
>私もいつも感じています。
昔の自分と今の自分、数字で結果が現れるものではないので、
直接比較するが出来ない分、「昔はどうだったんだろう?」って
皆さん悩むのでしょうね。
確かにのぞみさんの仰るとおり、小さい頃なりにうまい下手の聞き分けも
出来ていたように思いますが、それは今とは違う尺度でのうまい下手だったのかな?
とも思います。
>酔いしれて弾いていることがよくありました。
やっぱりみなさん同じなんですねー(笑
私だけじゃなくてよかったです。
>転勤して仕事が忙しくなったらピアノやめるだろうなと思うし
そうなんですか!?
いろいろと事情はおありなのだとは思いますが、せっかく続けてきたピアノだったら、
ぜひこれからも続けていって欲しいな、と願っています。

投稿: ぽりぃ | 2009年8月22日 (土) 20時59分

ちょっと、ご無沙汰でした。

>子犬のワルツにしろ、シューベルトの即興曲にしろ、ベートーベンの悲愴ソナタにしろ、それなりの速度で、満足しながら弾いていたという記憶しか残っていない。

この10代の時の様子。まさしく同じですね。

ちょっとびっくりしました。
一緒なんですね。

そして、シニアの世代になると、どうしても満足することのない弾き方になってしまいます。
けれど、それが今の私にできるレベルであろうから、と思います。

昔弾けていた曲が弾けないもどかしさもありますけれど。
お互いにピアノはずっと弾いていきましょう。
実年の方がはまってしまうピアノです。
楽譜があれば、どんな曲にでも挑戦できますもの。こんなに楽しいことはないですよ。

そして今はこうしてネットのお友達が励ましてくれるので、以前よりもっと楽しくなりました。
特にレッスンのお話は興味深いです。

投稿: メロディ | 2009年8月23日 (日) 22時11分

メロディさんへ:
>ちょっと、ご無沙汰でした。
いえいえ、いつもコメント頂き、感謝しています。
>この10代の時の様子。まさしく同じですね。
この記事を書いて、みなさん同じこと思いを抱いていらっしゃるんだなー、
ということを強く感じました。
そして、大人になった自分にフラストレーションを感じていらっしゃるということも。
でも、それが大人になったということなのかもしれませんね。
>楽譜があれば、どんな曲にでも挑戦できますもの。こんなに楽しいことはないですよ。
まさに仰るとおりですね。
本当に、今はピアノのある生活が楽しくてたまりません!
こうして、ネットのお友達と励ましあいながら続けていくのは、
なお楽しいですよね。これからも宜しくお願い致します!

投稿: ぽりぃ | 2009年8月23日 (日) 23時50分

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