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ウィーン・ザルツブルグ駆け足探訪記 ~モーツァルトに逢いたくて編~

Salzburg3ウィーン・ザルツブルグといえば、
モーツァルトが生まれ育ち、そして暮らした街。
映画「アマデウス」を観て以来、すっかりモーツァルトの音楽の大ファンとなってしまった私は、モーツァルトのことをもっと知りたくて、モーツァルトゆかりの場所に足を運んできました。(右の写真はザルツブルグの街の風景)


Salzburg1ザルツブルグにて

ここはモーツァルトさんが生まれた街。
現在は博物館になっている生家に行ってみました。
モーツァルトさんが使用していたとされる、
当時のピアノも展示されており、第一印象は、
「これ、おもちゃ?」
というくらいの簡素なもの
(写真がなくてすみません・・撮影禁止でした。)

もちろん触れられないようになっていたので、実際の音を聴いてみSalzburg2ることはできませんでしたが、このピアノでモーツァルトさんは幼少の頃からさまざまな曲を作曲していたのね、と思うと、まだ幼いモーツァルト少年が目の前のこのピアノの前に座り、無邪気にはしゃぎながら、軽快な音楽を奏でている姿が目に浮かんでくるようでした。

Salzburg4
こちらは、オペラ「魔笛」ゆかりの小屋。
一般公開の期間が限られており、この季節は壁の外からしか眺めることができず、非常にわかりづらい写真となってしまっています。
(壁の向こうに見える、藁葺き屋根のような小屋がそれ)
遊興に耽ってばかりで、オペラ「魔笛」の完成がままならないモーツァルトを、
作曲依頼者(シカネーダー)がこの小屋に彼を幽閉し、魔笛の完成を急がせた、
と伝えられています。
映画「アマデウス」の中でも、この小屋の中で魔笛の一節を奏でつつ遊びに興じるモーツァルトの姿が描かれていました。
う~ん、やっぱり、中が見たかったなぁ・・・。


ウィーンにて

ウィーンは幼い頃は旅ばかりだったモーツァルトが成人後、ようやく腰を据えた街。
ここでは結婚もしています。
彼はあちこち引越をしたのだそうですが、現存するという彼のアパート(現在は博物館)に行ってみました。
晩年は経済状況があまりよくなかったとされるモーツァルトですが、ここに住んでいた頃は稼ぎもよく、それを表すように、ウィーンの中心でかつ部屋数も多いアパートでした。
お手伝いさんもいて、客をもてなす大きな部屋もあり、ビリヤード台が置かれていたであろう遊び部屋もあり、もちろん、仕事部屋もあり、優雅な暮らしをしていたのだろうな、と想像できるに余りありました。Wien4

ただ、残念ながら、彼の死後、全ての調度品は売り払われてしまい、現存するものは何一つなく、彼が没して200年を経た今、私たちにできるのは、ただ想像することのみ。
「モーツァルトはどんな家具に囲まれ、どんな生活をしていたのかな?」
想像でしか彼の生活を再現できないのも、遊び好きでユーモア溢れるモーツァルトの小粋な計らいだったのかもしれません。

これは、オペラ「フィガロの結婚」を書いたとされる部屋の窓から見える路地の様子。
路地の奥から、夜遊びに疲れきったモーツァルトさんがふらっと現れそうな、そんな気配すら感じさせる街並みでした。(映画の見すぎ・・?)

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

そんなこんなで、すっかり長くなってしまった「ウィーン・ザルツブルグ駆け足探訪記」もこれにておしまい。
短い滞在でしたが、音楽、食べ物、モーツァルトさんを充分に堪能することができました。

ピアノと関係のない記事でしたが、読んでくださった方、どうもありがとうございました。

12/5追記:
この記事を書いた翌日(今日)はモーツァルトさんの命日でした。
なんと、217回忌です。
たった35年という短い人生の中で残してくれた、モーツァルトさんの素晴らしい音楽に敬意を表して、改めて合掌・・。(今夜はモツレクでも聴こうかな。)

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コメント

ぽりぃさん、こんにちは。

お暇をいただきます って仰ってたのは旅行に
行かれてたのですね~! 私は、てっきり演奏会の
ために練習時間をつくられているのかと・・(笑)
ウィーーーンに行かれてたなんて!!羨ましいですわぁ~lovely
5年ほど前に母とウィーン・ドイツ旅行したので
懐かしく拝見しました。モーツァルトハウス、私も
行きました。直筆の楽譜や手紙、楽器などもあり
こんなに間近でモーツァルトグッズが見られるなんて
と感激したものです。
ウィーンの市立公園まで足をのばし、憧れのヨハン・
シュトラウスの銅像にも出会い2ショット写真を
撮ったりcamera バイオリンを演奏している
銅像なんですよね~
ウィーン美術史美術館も素晴らしかったですよ。
アイシュペンナーやザッハトルテ・・・懐かしい
思い出がよみがえりました。また、いつか行けるよう
になるかしら・・・
思い立ったら、ひょいっと旅行に行けるなんて、
しかも距離的に近いなんて羨ましいです。
楽しんでこられた事、本当に良かったですねup

投稿: ひろ | 2008年12月 5日 (金) 09時30分

おかえりなさい♪旅行に行かれてたんですねhappy02写真がいっぱいで、私まで旅行した気分で楽しめました♪
ソーセージもおいしそうですlovely
目の前でチョキチョキっと切ってくれるなんて楽しそうですね!!
それから、モーツァルトの部屋の窓から見える路地の写真、おとぎの国みたいで素敵です~!!街灯がクロスに渡してあってお洒落ですね~!!
あぁ、行ってみたいなぁぁheart04

投稿: ポチ☆ | 2008年12月 5日 (金) 12時11分

ひろさん、こんにちは!
コメントありがとうございます!
>演奏会のために練習時間をつくられて
そんなそんな、演奏会も結局は趣味ですから~、旅行優先です(笑)
ひろさんもウィーンには行かれたことがあるのですねっ!
5年前となると、懐かし~~い、でしたか?
私は今回は本当にバタバタスケジュールだったので、
残念ながら、公園や他の美術館にはいけませんでした。
(宮殿すら見に行ってません・・weep
ひろさんもオススメなら、次回こそはそういったところも
ゆっくりと見て回りたいです。
ザッハトルテ、大人気でしたよー。私もしっかり食べてきましたけどhappy01
距離的には日本から行くよりは近いのですが、結局ロンドンで乗り換えたりしたので、
移動だけで半日費やしてしまいましたよ。
近いようで遠いヨーロッパでした。

投稿: ぽりぃ | 2008年12月 5日 (金) 13時13分

ポチ☆さん、こんにちは!
コメントありがとうございます!
ソーセージ、歯ごたえがあっておいしかったですよーーー。
きちんと一口サイズに切ってくれるあたりは、親切だなー、と思いました。
(アメリカだったら、「自分で切って」とナイフを渡されそうです。)
モーツァルトさんのお部屋からの景色には、公園とかはなかったのですが、
細い路地もまた味わいがあっていいですよね。
ポチ☆さんも機会があったら、ぜひ行ってみて下さいよ~!
ウィーンはオススメです!

投稿: ぽりぃ | 2008年12月 5日 (金) 13時14分

楽しいご旅行だったようでなによりです!!
まさに音楽旅行じゃないですか~。

ご主人は、この旅程をじっと一緒についてきてくださったのですか。これってきっとぽりぃさんの趣味80%みたいなご旅行ですよね~? ダンナさん、やさしい!!

私もヨーロッパ(大陸)へ小旅行したくなりましたー!

投稿: gezkaz | 2008年12月 6日 (土) 01時06分

gezkazさん、こんにちわ~。
そうですね、今回は120%私の希望での旅行でした~coldsweats01
でも、これまでは彼の希望優先だったので、
これでもようやく希望を聞いてもらえたのですよー。
"小旅行"の感覚でヨーロッパ大陸にいけるなんて、gezkazさんの環境が羨ましい!
(アメリカは文化があるようで、ないですからねぇ・・食べ物も不味いですし・・・)

投稿: ぽりぃ | 2008年12月 6日 (土) 02時05分

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