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セビリヤの理髪師

秋のオペラ街宣シリーズ(?)第2弾です。

今回、取り上げたのは・・・

前回取り上げた「フィガロの結婚」の前作にあたる、フィガロ3部作の第1部、ロッシーニ作の「セビリヤの理髪師」です。
"前作"とは言っても、実際には「フィガロの結婚」の方が先に作曲されています。

一行ストーリー
伯爵が町の床屋フィガロの助けを借りて、愛しのロジーナを嫁にするというお話

これも、完璧なる喜劇です。
おバカ度から言ったら、他のどの喜劇の追随を受けることなく、ぶっちぎりじゃないでしょうか。
登場人物の全員が3枚目役です。(ヒロインですらこれに漏れず。)
もはや、「8時だよ、全員集合」のノリですね。(世代がばれる・・・・)

見所は。
もちろん、ロッシーニの素晴らしい音楽は見所からは外せません。
序曲の長いフレーズにわたる盛り上がり(ロッシーニクレッシェンド)は必聴です。

歌もどれも素晴らしいですよ~note
特に、ロジーナ(ソプラノ)や伯爵(テノール)のアリアはすごいです。
歌の超絶技巧ともいう「コロラトゥーラ」が多用されていて、
しかもそれぞれのアリアが長~い。
これらは、しびれます!
フィガロの登場シーンでフィガロ自身が歌う、「フィガロ、フィガロ、フィガロ・・・」と
自分の名前を連呼する舌を噛みそうなアリアも、軽快でいいですねー。
耳について離れないです。

セビリヤという土地(スペインの田舎都市)の設定も、
「ひょっとしたら、こんなのどかなシーンがあってもおかしくないかも?」
と思わせるあたりがGoodgoodです。

楽しみ方としては。
もちろん、これだけでも十分に楽しめる歌劇ではありますが、
やっぱり、モーツァルトの「フィガロの結婚」と結びつけて見るのが一番楽しいです。
ここでは、ロジーナに完全に「ほの字」だった伯爵が、
「フィガロの結婚」では彼女には見向きもしないあたり、
現代の夫婦像にも重なりますし、
「フィガロの結婚」にも登場する、悪徳(?)医師(バルトロ)は昔も悪徳だったんだ、
などなど、両方の歌劇に共通して登場する人物を比較しながら観るのが、
1粒で2度おいしい見方だと思います。

とにかく明るいオペラなので、心の底から楽しめること100%保証します!

次は、またまたモーツァルトのオペラ、「魔笛」をいってみます。

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オペラ・コンサート」カテゴリの記事

コメント

ぽりぃさん、いつも役立つオペラ情報、ありがとうございます。
これは全員集合世代(小学生のときに公開録画にも行ったことあるんですよ・笑)としては観ないわけにはいかないですね。

調べたらバーミンガムでやるみたいで・・・。うーん・・・ロンドンではしばらくないみたいなんですよね・・・。迷いどころです。

私はぽりぃさんの影響で、モーツァルト、ロッシーニあたりを観たいのですが、夫はヴェルディを観たいと言って、いま静かな戦いが。

魔笛も楽しみにしていますねー。

投稿: gezkaz | 2008年10月24日 (金) 06時03分

gezkazさん、こんにちは!
いつも、即コメントありがとうございます!
全員集合、わかって頂けましたか!(よかったよかった~happy01
私は親の方針で(って、お笑いごときに・・)実はひょうきん族派でしたが、
全員集合もたまに見てましたよ。
ロッシーニ、モーツァルトは明るいオペラが多いので、
個人的にはオススメなのですけどねー。
でも、ヴェルディもいいですよー。アリアもオケも流麗なメロディのものが多いです。
これぞオペラ、という正統派な感じですよね。
ただ、悲劇が多く、私はいつも見終わった後暗い気分になってしまうので、
どうしても避けてしまいます。
これは、完全に好みによるところが大きいと思います。
ヴェルディやプッチーニが好きな人、というのも多いですしね。
ヴェルディのオペラもそのうち記事にしようと思っています。
機会があればいろいろなものをご覧になってみてくださいね!
比較してみると楽しさもまた数倍upです!

投稿: ぽりぃ | 2008年10月24日 (金) 07時21分

ぽりぃさん、こんにちは!
今日は大雨です・・・今日のニュースでNYの屋台の
事やってました。ベンダーっていうんですね。
いろんな国籍の食べ物が気軽に安く食べられると
いうのはいいですね~~

「セビリヤの理髪師」これも喜劇なんですね~
とっても楽しそう!登場人物みんな3枚目って
笑えますね!(^^)! 「全員集合!」アハハ知ってますヨ。今見ても面白いと思います(笑)
昔、スペイン旅行に行った時に訪れたミハスという
可愛らしい街でバールに入り休憩した時に、その店の
お向かいで営業している床屋のおじさんが、いいキャラで・・
私たちに「アミーゴ髪ならオイラが切ってやるよ」みたいなかんじでハサミもって、
ふざけてましたよ。面白かったなぁ・・セビリアじゃないけど
、そんなこと思い出しました。サンチョ・パンサとか
出てきそうな雰囲気がスペインにはありました・・・

投稿: ひろ | 2008年10月24日 (金) 11時57分

ひろさん、こんにちは!
コメントありがとうございます!
そちらは大雨ですか?
こちらは晴れてますが、どんどん寒くなってきています。
夏も秋も短かったです~・・・。
NYの屋台って、とっても使えますよー。安いし、おいしいし。
でも、衛生面では??なのですが、もう気にしてません(笑)
ひろさんはスペインに行かれたことがあるのですか?
私も一度だけありますが、なんというか、おおらかな国ですよねー。
あの国なら、こんな喜劇が現実話でも不思議な気がしないのですよねー。
オペラを見るだけでも、その国に旅行した気分になれます。
セビリヤの理髪師で、ぜひぜひプチスペイン旅行に行って来て下さいまし!

投稿: ぽりぃ | 2008年10月24日 (金) 22時19分

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