« ちょっとだけハロウィーン | トップページ | レッスン(23回目) -- 攻略:ショパンノク#16(その4)&ロンカプ(その3) »

フィガロの結婚

今までも何度か記事にしていますが、私はオペラを観るのが大好きですheart04

芸術の秋maple、ということもあり、
私が今までに観たオペラの勝手きままな感想を記事にして、
オペラの楽しさを広く皆様にお伝えしよう!
という企画を突如思いつきました。(ちゃんと伝わるのか・・?)
不定期のアップになりますが、よろしければ、お付き合い下さいませ・・・m(__)m

今回、取り上げたのは・・・

タイトルにある通り、モーツァルトオペラの最高傑作と言われる「フィガロの結婚」
私の一番のお気に入りのオペラでもあります。(何度も観ました。)

モーツァルトを題材にした映画、「アマデウス」の中でも、
数々の重要なシーンにこのオペラの一節が登場します。
例えば、皇帝にモーツァルトが始めて謁見する場面で、
皇帝自身がモーツァルト入場(?)の為の行進曲をピアノで演奏しますが、モーツァルトはそれを簡単に耳コピーし、
さらにさまざまにアレンジして、
どんどんと華やかな曲にしてしまいます。
実はこの曲は仇敵(モーツァルトはそうは思ってないけれど)
サリエリが苦労して作曲したもので、
それをいとも簡単にアレンジして弾きこなしてしまうモーツァルトの才能に
激しい嫉妬を感じ、それがゆくゆくはモーツァルトへの殺意へと変わっていく、
という重要な役割を担っている曲でもあります。
注:これは映画中での話で、実際にはこの曲はもちろんモーツァルト自身が作曲しています。
その曲が、フィガロの結婚の中でも最も有名なアリア、
「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」という歌です。

一行ストーリー
浮気性の伯爵を、伯爵家に住まうみんなで懲らしめよう!というお話。

喜劇も喜劇、あえないことだらけの大喜劇です。
主人公はフィガロ(伯爵の付き人)ですが、設定は彼の結婚式の当日。
伯爵はその婚約者のスザンナ(伯爵夫人の付き人)にちょっかいを出しているんですね~。
そこに、伯爵夫人やら、小姓やら、街の医者やら、音楽教師やら、
いろいろな人々が登場して、みんながみんなを化かし合い、
最後は伯爵を反省させる、という超ドタバタ劇。
一瞬でも目を離すと、ストーリーから置いていかれるという、
ジェットコースター劇でもあります。
でも、このスピード感がたまらないんですよね~。
従って、見る際には、予習は必須です。

何がいいかって。
まず、音楽。序曲が「これから何かが始まるぞ~」というわくわく感を駆り立てます。
そして、。アリアもいいですが、私は各所に散りばめられている
重唱が素晴らしいと思います。
3重唱、4重唱、6重唱。
モーツァルトも重唱はお気に入りだったようです。
どれもハーモニーが素晴らしいです。
特に、クライマックスに向けての長~~い重唱は、
その中でストーリーがどんどん展開していくので、目が離せません。

さらに楽しむには。
実は、この「フィガロの結婚」というオペラ、フィガロ3部作のうちの2番目にあたるもの。
ということは、1部と3部があるわけです。
でも、どちらもモーツァルトが作曲したものではありません。
さらに、3部はあまり有名ではないので、公演される機会も少ないのですが、
必見なのは、1部。ロッシーニ作の「セビリヤの理髪師」
伯爵が、まだ若きロジーナ(後の伯爵夫人)に熱をあげている時期を描いたもの。
もちろん、フィガロも出てきます。
これも、また抱腹絶倒ものの大喜劇。
「フィガロの結婚」をもっと楽しむには、この「セビリヤの理髪師」も見逃せないですね。

というわけで、次は「セビリヤの理髪師」を取り上げてみようかな。

|

« ちょっとだけハロウィーン | トップページ | レッスン(23回目) -- 攻略:ショパンノク#16(その4)&ロンカプ(その3) »

オペラ・コンサート」カテゴリの記事

コメント

解説、楽しかったです。shine
オペラって聞くだけで「むつかしそう」「わからないやー」なんて思っていたけど、
(っていうかまず一番の壁は言葉か(笑))
意外や意外、実は喜劇だったりする場合もあるんですね~知りませんでしたsmile
「セビリヤの理髪師」も楽しみにしてまーすheart04

投稿: のっち | 2008年10月19日 (日) 08時29分

のっちさん、こんにちは!
早速のコメント、ありがとうございました!
>解説、楽しかったです。
そう言っていただけると、記事にした甲斐があったってもんです!
オペラの敷居が高いと感じるのは、日本ならではのことなのだと思います。
まずは、チケット代が高い!し、やっている場所も限られていますからね~・・despair
私も日本にいたときは、相撲以上に手の届かないエンターテイメント、
だと思っていました。
そういう意味では、こちらはとても恵まれていると思います。
本当は、実際に舞台を観るのが一番楽しめるのですが、
今はDVDとかでも十分に楽しめると思うので、機会があったら、
ぜひご覧になってみてくださいね!
(DVDだと、日本語の字幕もついてきますし!)

投稿: ぽりぃ | 2008年10月19日 (日) 09時06分

またまた、オペラに行きたい心をくすぐる記事をありがとうございます。
この一行ストーリーがあるだけで、導入はばっちりです。
今年の秋はぜひオペラに行きたいと思います。
ロイヤルオペラのオンラインレジスターもしたので、
チケット購入の準備は万端ですhappy01heart04

投稿: gezkaz | 2008年10月19日 (日) 10時17分

gezkazさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます!
>ロイヤルオペラのオンラインレジスターもしたので
やっほ~~note
gezkazさんとオペラを語らえる日が来るのが今から待ち遠しいです!
ロイヤルオペラハウス、もう一度行ってみたいです。
こちらのメトロポリタンオペラはちょっとケバケバしすぎているところがあって、
見ようによっては、下品な感じすらするのですが、ロイヤルオペラハウスは
質素な中に品格が感じられるので、私はとても好きです。
ブリティッシュとアメリカンの違い、なのでしょうね・・。
オペラに行かれるのなら、ぜひブログ記事にして下さいね!
楽しみにしています!

投稿: ぽりぃ | 2008年10月19日 (日) 12時34分

こんばんは。

良いですね~オペラ。
テレビでは見た事あるんですけど・・・
「生」は違うんでしょうね。

ぽりぃさんのレポート読んで、ホントに見に行きたくなっちゃいました(*^-^)

セビリヤの理髪師のレポートも楽しみにしてます!

投稿: ゆうこ | 2008年10月20日 (月) 19時23分

ゆうこさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます。
>ホントに見に行きたくなっちゃいました(*^-^)
そう言っていただけると、記事にしたかいがありました!
オペララヴァーheart04を増やすべく、これからも街宣活動させて頂きます!

投稿: ぽりぃ | 2008年10月20日 (月) 23時23分

全く未知の世界ですが、ぽりぃさんの解説で、観てみたいなぁぁって思いました♪
でも敷居が高~い高~い気がします・・・
DVDなら気軽に観賞できそうですね!!

投稿: ポチ☆ | 2008年10月21日 (火) 08時53分

ポチ☆さん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます!
オペラって、私も最初は
「ええっ、私なんかが足を踏み入れる場所じゃない・・」
なんて思っていたのですが、こちらはジーンズdenimとかで
きちゃう人もいるので、いきなり垣根が低くなりました。
日本にいたら、やっぱりまだ敷居が高いままだったと思います。
(というか、日本に戻ったら、いかなそう・・・)
DVDなら家で、おやつcake食べながらスエットとかでも観れるので、
ぜひぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

投稿: ぽりぃ | 2008年10月21日 (火) 09時54分

ぽりぃさん、こんにちは!

フィガロの結婚は有名ですものね。でも、題名しか
知らないんです・・曲はちょっと知ってます程度。
ぽりぃさんが、1行ストーリーや楽しみ方を書いて
くださっているので、とてもわかりやすいと思います。
本物は、なかなか見に行けませんがDVDでも
楽しめるんですものね。今は便利な時代です・・・
でも、いつか本物の舞台でのオペラを見たいなぁ!

投稿: ひろ | 2008年10月21日 (火) 10時18分

ひろさん、こんにちは!
いつもコメントありがとうございます!
フィガロの結婚って、私も最初は題名しか知りませんでしたよ。
しかも、一番最初に見に行ったときは、予習もロクにしなかったので
途中で寝てしまいましたsleepy
今思うとなんてもったいないことをしたんだろう、って思います~crying
日本にももっと生のオペラを手軽に楽しめる環境があればいいのに、
って切実に感じている今日この頃です。
ひろさんも、機会があれば、フィガロの結婚、ぜひご覧になってみてくださいね。
これは、本当に楽しいですよ~happy01

投稿: ぽりぃ | 2008年10月21日 (火) 12時16分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/513690/42720740

この記事へのトラックバック一覧です: フィガロの結婚:

« ちょっとだけハロウィーン | トップページ | レッスン(23回目) -- 攻略:ショパンノク#16(その4)&ロンカプ(その3) »